エマージェンシーバッグはただの輪行袋ではなく、色々なシチュエーションに対応できるロングライドを最大限サポートしてくれるアイテムだが、旅を楽しくしてくれるアイテムというよりも、むしろ楽しくなくなりそうなときに、そうならないようにしてくてくれる「保険的アイテム」と言えるだろう。
コンパクトな輪行袋という表向きの顔でありながらエマージェンシーポンチョとして寒さや雨をしのげる。
輪行袋を携行していて、防寒アイテムとして体を入れたりと考えた人もいるだろう。
そのまま使うとチェーンなどの油汚れが気になるところだが、エマージェンシーポンチョとして使用する場合は反転させることで油汚れから守ってくれる。
どこかで仮眠している間に気になるのは、ぐっすりと寝ている間に貴重品などが心配なところだが、エマージェンシーバッグなら内側に大きなポケットを配置し、寝ているときも貴重品の心配をしなくていい。このポケットのアイデアは、自分自身が仮眠するときに「貴重品は大丈夫か?まぁいいか・・・」と寝落ちしながらも、起きてすぐに貴重品を確認しているので、絶対に採用したかった。
ちなみに輪行袋として使用する際に、このポケットは外側になり輪行時には外しておきたいもの、ライトや小さなバッグ類、ペダルなど。を収納できる便利なものだ。
何日にも渡って走り続けたり、ノンストップで走り続ける際にその性能を体感できるだろう。
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