ものづくりへのこだわり
創業以来、自社開発をモットーにしてきた結果、現在、取得済み特許権・実用新案権など多数を取得しています。 |
兵庫県には鞄の産地として有名な豊岡市があり、昔より縫製業が盛んな地です。昭和23年の創業より、自転車、オートバイの縫製製品をひと筋に実直に作り続けてまいりました。そして約70年たった今、業界を代表するブランドとしてプロドライバーや一般ユーザーから、高い評価をいただいております。
ここでは、三代に渡って受け継がれた"YAMAMARUTO"の製品作りの様子をほんの少しご紹介します。 |
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工場長あいさつ
昭和52年大学を卒業後、父の家業の関係で大阪の鞄メーカーに就職。生地材料や裁断、縫製を学び2年後、東京営業所勤務となり問屋回りをして新しいデザインや縫製技術に磨きをかけ、5年後家業を継ぐ。
有名スポーツメーカーやブランドバッグなど、雑貨からランドセルまで多くの袋物を製造。平成22年より大久保製作所勤務。
好きな言葉は「道を極める」
工場長 福嶋忠文 |
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自転車やオートバイなど屋外で使用する物の用品は、想像以上に過酷な条件で使用されることが多くあります。一般的な耐候性ではすぐに劣化をおこしてしまいます。 撥水性も大切ですし、防水性も大切です。
使用する場所や頻度に合わせて適切な材料や生地を選ばなくてはなりません。 |
●裁断(コスト意識)
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製品を構成している多くのパーツを、無駄なく並べ正確に裁断していきます。
油圧式の大型裁断機から、手切りの小さな裁断機まで、用途に合わせて適切に裁断していきます。 |
●縫製(技術を補佐する多種類のミシン)
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平面の裏地付け作業をはじめ、立体にしていく上下送りミシン、生地のズレを防止する総合送りミシン、効率よく同じ作業ができるコンピューターミシンなど、特殊なミシンから平ミシンまで多くのミシンを揃えて、多品種生産を効率よくこなします。 |
●仕上げ(糸切り作業、検品、検針、包装)
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糸切り作業をへて入念に検品を行います。 触針はもちろん検針機を使っての検針も場合によっては行います。
ひとつひとつ手にとって検品し、袋詰め作業を行ったあと製品倉庫へと運ばれます。 |
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